学校の授業の過ごし方
この時期にもなると学校の授業の時間も自分で勉強したいと考えてる人がいるのではないでしょうか?
それは悪いことなのでしょうか?いえ、僕はそうは思いません。
自分の必要な科目な授業ならまだしも、そうでない授業の時間がもったいないと考えるのは必然なことだと思います。
特に私立受験の人は科目数が少ないので無駄と考える授業が多いでしょう。
そこで今回は必要な科目の授業とそうでない科目での過ごし方について書いていきたいと思います。
※ただ今回は僕の実際の過ごし方を例に書きますので間違っていると思う方もいるかもしれません。
なので参考程度に軽く読んで、最終的には自分で判断してください!
①必要な授業の過ごし方
僕は当時予備校に通っていたので授業で習うところを先に学んでいたので、先生の話
を聞いて1時間過ごすより自分で勉強したほうが効率的だと考えていました。
とはいえ自分が普段使っている参考書で内職をしていたわけではありません。
英語ならば学校の教科書に載っている単語を覚えたり、英文を全部日本語訳に翻訳し
たりしていました。
このように教科書や学校の参考書を上手く工夫して勉強していました。
なので先生の話はほとんど聞き流して、たまに現在どこを勉強しているのかを確認す
る程度でした。
なぜ僕が先生の話を聞き流していたかというと授業範囲を既に習っていたからという
のもあるのですが、一番の理由は1時間での授業進度が遅いということです。
もちろんこれは学校全体で見れば間違っていません。
クラス約40人はそれぞれ学力差があるので全員が分かるようにする為やクラス間での
授業進度の違いを無くすため1回での授業範囲は決まっていて、遅くて当たり前な
のです。
そしてもう一つは学校の授業は受験を完全に意識した授業ではないということです。
これも考えてみれば当たり前なのですが授業というのは高校で学ぶべき範囲を授業で
行っているのです。もちろん高校3年生の授業ともなると多少受験を意識した授業に
なりますが、あまり変わりません。
しかし既に先に学び終えている人や受験を意識している人にとっては学校の
授業は自分のレベルにあっていないのです。
②全く必要ない授業の過ごし方
さて今回の場合は①と違って教科書や参考書が使えなくなってきます。
この場合の過ごし方として僕は2つに分けていました。
- 内職
- 完全に頭を休める
基本的にこの2つで過ごしてきましたが、僕はどちらかというと下の完全に頭を休め
て過ごしているときの方が多かったです。
理由としては内職はデメリットの方が大きいからです。
内職は当然禁止されているので先生に見つからないように勉強しなければいけませ
ん。
見つかったら怒られたり、没収されたりと色々面倒くさいです(笑)
そして意外と集中しにくいです。先生の声や雑音が入ってきて普段の勉強の質より下
がります。
それなら僕は完全に頭を休めて学校終わってからの勉強の質を上げたほうが効率的だ
と思います。
ここまで書きましたがこの過ごし方には賛否両論があって当然だと思います。
なので最後にもう一度言いますがこの過ごし方はあくまで一例で正解ではありません。
自分で判断して自己責任で後悔のないように過ごしてください!
模試の重要性と活用方法
受験生の皆さん模試にどのような印象を持っているでしょうか?
①本番の試験に限りなく近いテスト
②志望校との距離を教えてくれるテスト
③成績が上がらず模試は嫌い
④1日拘束されるしんどいテスト
この4つ全ての印象を持っている人もいれば、1つぐらいしか当てはまってない人もいるでしょう。
ちなみにどの選択肢を選んでも正解です(笑)
僕が高校生の頃に持っていた模試の印象は③と④です。
前置きが長くなりましたが9月になり模試の回数が段々と増えてきます。
夏休み前まではセンター模試が多くマーク式だったかもしれませんが、これからは記述の模試も同じ割合に増えてきて1か月に受ける模試の回数が多くなってくると思います。
特に予備校や塾に通っている人は独自の模試などがあり体力的にもきつくなってくるかもしれません。
と言っても私立受験の人は国公立の人に比べて受験科目数が少ないのでまだ比較的余裕があると思います。
模試はよく大事だと言われますが、僕は高校生の頃から疑問に思っていて大学生になった今思うのは模試は一喜一憂するほど大事ではないということです!
僕の経験上ですが模試は受けて友達と手応えの確認をして、結果が返ってきて判定で一喜一憂するといったイメージがあります。
もちろんそうでなく模試を受けた当日に解答と照らし合わせて間違ったところを復習するという人もいるでしょう。
模試の正しい活用方法は上の人達のように模試を受けた当日に解答と照らし合わせて間違ったところを復習することです。
僕は模試の判定については同じ判定でも2つの受け取り方をする必要があると思っています。それはセンター模試と記述模試で分けることです。
センター模試はマーク式で基礎の問題が出るので結果が安定していると思います。
なのでセンター模試での判定はある程度正しく、自分の実力通りと思ってください。
ただしセンター模試での私大判定は高得点を取らないとA,B判定は出ないのでまだセンター対策をしてないこの時期に取るのは難しいのでC,D判定でも落ち込まないでください!
詳しくは前の記事でセンター模試について触れているのでぜひ読んでみてください!
記述模試は出るところが偏っていたりするのですが一番の問題は自分の受ける大学とテスト形式が違うということです。
自分の受ける大学は選択肢の割合が多く記述は一部なのに模試は記述ばかりといったことがあったり、同じような記述の割合でも出し方が全然違うといったことがあります。
なので記述模試は安定しにくく、自分の得意分野が多かったテストでは判定がよかったり、また逆の事があったりとするので記述模試の判定を重く受け止めないほうがいいです。
ちなみに僕も記述模試でA判定だったのに次の記述模試でD判定だったことがあります(笑)
ちなみにこれはセンター模試でも記述模試でも同じことなのですがE判定は現状厳しいということです。いくらセンター模試が高得点を取らないといい判定が出にくいといっても、同じように記述模試が結果が安定しにくいといっても最低限の実力があれば毎回D判定は出ます。
といってもこの時期はまだ全然逆転不可能な時期ではないし、E判定が出る時期でもあります。
なのでE判定の人たちは落ち込んだり、諦めたりするのではなく自分の現状の位置を知りましょう。模試の結果用紙にD判定までの点数やE判定での自分の立ち位置が書いてあると思います。
A~D判定だった人も模試の結果に一喜一憂するのではなく、落ち着いて勉強していきましょう。
秋の勉強の仕方
前回の記事では過去問の重要性について説明しました。
その中で過去問は一度解いてみるのはおすすめするが、本格的に手を付ける時期ではないと書いています。
まだ読んでない人はぜひ1~2分で読めるのでぜひ読んでみてください!
ではこの時期はどういう勉強をするのが最適なのかということです。
結論から言うと人それぞれによって違います(笑)
これでは分からないと思うので今から詳しく書いていきたいと思います
なぜ人それぞれによって違うのかというと基礎力が違うからです。
勉強を始めた時期をここでは3つに分類したいと思います。
①高3になる前から志望校が決まっており、勉強してきている人
①に当てはまる人たちはセンター模試を6~9割方解ける人が多く、模試の判定でもc判
定が多く出たり、ちらほら出てきている人も多いと思います。
②高3の春から受験勉強を始めた人
ちなみに僕は②番に当てはまり、4月から予備校に通い始め本格的に勉強を始めまし
た。
②番に当てはまる人たちは僕の経験上ですが勉強が上手くいっている人とそうでない
人で模試の判定でもそうですが、差が徐々に開いてきているのではないでしょうか。
センター模試では5~8割方解ける人が多いと思います。
③高3の夏休みから受験勉強を始めた人
夏休みに基礎問題を一から始め、まだまだ取りこぼしや覚えてない内容も多いが夏休
み明けの模試では点数が始める前と比べて大きく上がった人が多いのではないでしょ
うか。
センター模試では4~7割方解ける人が多いと思います。
ここで大きく3つに分類しましたが、では始めた時期によって勉強法を変えるのかと思う方もいると思いますが違います。中には9月や10月はこういう勉強をするべきだと言う学校の先生もいますが間違っていると思ってください。
なぜなら先ほども言ったように人によって基礎力が違うからです!
12月くらいにもなると過去問やセンター試験対策といった同じ勉強の仕方になるのですが9月はまだその時期ではありません。
基礎の完成度によって勉強法は変わってくるのです!!
では自分の基礎の完成度がどのくらいなのかという知る方法に最適なのがセンター試験の過去問や模試なのです。
センター試験は大学の試験と違って応用を使った問題が少なく、基礎を中心とした問題で出来ているのです。
そういう意味でセンター試験の結果は私立受験の結果に直接関係しなくても大事なのです。
そしてズバリ、センター試験の問題で何割取れれば基礎力が出来ているかというと7割です!!!
これは最高得点が7割ではありません。毎回試験を受けて7割出せるということです。
ではなぜ7割かというとセンター試験は基礎力だけで8割取ることが出来るからです。
詳しく説明すると7割(基礎力)+1割(センター試験の解き方)+2割(応用)だからです。
では今からは基礎の完成度を4つに分けて勉強法を書いていきたいと思います。
①センター模試で安定して8割以上出せる人
僕は9月は過去問に本腰を入れる時期ではないと書きましたが、①に当てはまる人た
ちは週に1度だけ過去問の日を取り入れてもいいと思います。
基礎を衰えさせないためにも週2日は基礎の問題を解きましょう。
そして残りの4日を応用問題に当てましょう。
週で分けなくても基礎3割、応用5~6割、過去問1~2割という感じで大丈夫です。
②センター模試で安定して7割出せる人
②の人たちも基礎はほとんど完成しています。
なので週3日は基礎の日、週4日は応用の日にしましょう。
どうしても過去問を解きたい人は丸々1日過去問の日に充てるのではなく、応用の日
の中に過去問の一部だけを解いて下さい。
割合としては基礎4割、応用6割(過去問の一部含む)という感じです。
③センター模試で5~6割の人
③の人たちは所々で基礎が抜け落ちているという状態です。
なので10月前半までは週5日基礎、週2日応用の日にしましょう。
10月後半から応用の日を週3日にしましょう。
ちなみにまだ過去問の一部でもお勧めしません。
割合としては基礎7割、応用3割(過去問の一部含まない)という感じです。
④センター模試で5割未満の人
④の人たちはまだ基礎が出来ていません。
なので週6日基礎の日に充てましょう。残りの1日を応用の日にします。
ここで全部基礎に充てたほうがいいのではないかと思う人がいると思いますが私立の
問題は国公立の問題よりも応用問題が多いので早くから応用問題にも対策をしないと
いけないからです。
割合としては基礎8~9割、応用1~2割という感じです。
最後に9月はまだ焦る時期ではありません!
模試での判定がE判定だからといって志望校を考えなおすのではなく、落ち着いて自分の現状の基礎の完成度を見つめなおして基礎力を高めていきましょう!
私立文系の受験とは
初めまして
現在関西学院大学に通っている大学生です。
この時期になると部活を引退した人が多く、受験の雰囲気が段々と強くなってきているのではないでしょうか?
僕は私立文系なので、国公立を目指す人や理系の学部を目指す人には的確なアドバイスをおくることは出来ませんが、私立文系を目指す人に向けて書いていきたいと思います。
私立文系を目指す人の受験科目は3教科が多いと思います。
この3教科というのは人によって捉え方が違うと思います。
3教科で非常に少なくてラッキーと捉える人もいれば、少ない分試験が難しいと捉える人もいます。僕は過去問を見るまでは前者で、過去問を見てから後者の考え方に変わりました。
事実大学の難易度が上がるにつれ、癖が強い試験になってきます!
癖が強いというのは教科書の隅っこに小さく書いてあるような内容や、単語帳の最後の方の難関な単語が多く出てきます。
現在9月ですがこの時期はまだ本格的に過去問に手を付ける時期ではありません。
しかしまだ第一志望校の過去問を解いたことがないという人は一度でいいので解いてみることをおすすめします!
はっきり言ってまだ合格点には程遠いという人が多いと思います。
しかし重要なのはそこではありません。現在の自分の立ち位置とその大学の試験の傾向や出題内容を知ることが重要なのです!
特に後者の大学の試験の傾向や出題内容を知るということは非常に重要なのです。
それを知ることによって勉強の仕方が大きく変わってきます!
なのでもう一度言いますが、まだ第一志望校の過去問を解いたことがない人は
一度でいいので最新の過去問を解いてみてください!